安威川ダム周辺整備事業
吊り橋並びにグラビティパーク建設 プロジェクトファンディング

安威川ダムのアップデート:4月2024年

最近の工事写真です。

安威川ダムのアップデート:5月2023年

ダムが満杯になり、安威川ダムとその周辺の全体像を俯瞰した写真です!

Gravity Park Holdings_no background
業務内容:
  • 公園用PPEの輸入・販売
  • パークアクティビティのコンサルティング
  • 吊り橋やバンジージャンプなどの空中アクティビティ事業の運営管理
  • インフラの設計・施工
  • 屋内外のスポーツイベントの企画・コンサルティング
  • メンテナンス
主な顧客:

造景エンジニアリング、株式会社SEアミューズメント、 富士急行株式会社、ウエストウエスト株式会社、 American Engineering Corp

スタッフ数: 6

代表取締役:David Scott

AIGAWA DAM PARK

~未来につなぐ美しい自然、創造と交流の湖畔の里~

Gravity Central Painting
安威川ダム プレゼンテェーション

プロジェクト概要

安威川ダム

大阪府茨木市生保地先、淀川水系神崎川の三支川である一級河川安威川に建設されている治水ダム。令和4年に完成予定。
都市に近い立地ながら、「渓流」「里山」「棚田」などの貴重な自然資源を有しており、これらの資源を活かし、茨木市と大阪府の連携のもと、ダムにより創出される湖面と合わせた水と緑のオープンスペースについて「自然環境」「レクリエーション」域振興と地域間交流」が融合した空間の整備が求められている。

事業コンセプト:未来につなぐ美しい自然、創造と交流の湖畔の里
~北摂の自然と人の織りなす美・自然と人の新たな調和を目指して~

基本方針:

1.ダム及びダム湖を拠点に地域資源を活かして北摂のシンボル空間を創出します
2.周辺環境の保全と地域資源の有効活用を適正に調和させます
3.周辺整備は公共と民間の協調・協同で進めます
4.公園施設の管理運営等を行うエリアマネジメント組織の設立・運営を行います

Aigawa dam artist compressed
交流・関わりの促進

北部地域と市街地の中間に位置する立地環境を生かし、両地域の「ひと」の交流を促進するとともに、新名神高速道路等による市外からの来訪者と市民との「関わり」の機会を増やします。

学びの機会提供

水辺や森林を生かしたスポーツ・レクリエーション機能の整備などによって、市民の楽しみを増やし、安威川ダムを身近に感じさせることで、自然・環境や防災等に関する「学び」の機会を提供します。

地域経済の活性化

将来的には新たな交流拠点による飲食・サービス業の展開や、農産物の販路拡大につなげることで、市内事業者の「稼ぐ力」を高めるチャンスを広げるとともに、地域の雇用機会を創出します。

グラビティ・パーク(以下GP)は、つり橋を建設し、その上でアドベンチャーアクティビティを運営する公募に入札し、落札しました。

現在、日本には多くのつり橋と多くのダムがありますが、ダムに架かるつり橋でアドベンチャー・アクティビティが組み込まれているのは、この橋が初めてです。つり橋は、安威川ダムパークの目玉であり、最大の魅力となっています。GPは、市から数十年にわたるリース契約を結んでおり、日本最長の歩行者用吊橋の建設に投資します。約10,000m²の借地には、つり橋、駐車場、家族向けの遊び場、紫陽花の森、ハイキングコース、紅葉の森、オフィス、チケット売り場、カフェ、ショップ、企業イベントスペースなどの建物が建設されます。

隣接する土地は、大和リースによって開発・管理され、当初20年間の契約が結ばれます。550台の駐車場とツアーバス用の駐車場に加えて、コミュニティ活動用の建物があり、週末には地元の食材を使ったマーケットが開催されます。イーデザインは、地域イベントのプロデュースとプロモーションを担当します。

パーク建設予定地へのアクセス

大阪駅から:

車で約35分

電車+バスで約60分

京都駅から:

車で約40分

電車+バスで約75分

  • 新名神高速道路出口から約5分
  • 名古屋からも日帰り旅行が可能な距離

つり橋:エアコリドー(仮称)

特徴
橋長(塔柱間長)460m
日本最長の人道つり橋となります。

デザイン
意匠は世界でも例を見ないもので世界中で話題になることを期待しています。ユニバーサルデザインを取り入れ、車いすでの通行も可能で、年配の方から子供に至るまで幅ひろい層の多くの人々の利用を想定しています。

展望
左岸には、つり橋のレベルより下がったエリアに展望デッキを計画し、つり橋のダイナミックな下部構造やロックフィルダムの景観を眺望するこ
とができます。「つり橋」の中央からは大阪の中心街を望むことができます。つり橋に電飾を設置すれば、大阪の中心街からもこのつり橋が見えることが想定されます。

機能・施設
「つり橋」を設置することにより、ダム湖周辺の回遊性を高め、ダムの堤体越しに大阪市の都市景観の眺望が可能となります。また、「つり橋」
に付随する「バンジージャンプ」等のアクティビティを計画します。

コンセプト
基本方針1にある「ダム及びダム湖を拠点に地域資源を活かす」を具現化するものであり、ダム湖の雄大な地域資源を活かし、北摂地域のシンボルとなる空間を創出します。基本方針2にある「周辺環境の保全と地域資源の有効活用」と関係し、美しい自然環境を保全・活用します。

来訪者が訪れるようにするための、運営上の工夫
「つり橋」を設置することにより、大阪府近郊エリアのレジャーツーリズムにインパクトを与えることが可能となります。「つり橋」設置工事
の工事段階からメディアへの情報発信を行うことで、早期に新しい「AIGAWA DAM PARK」の認知度を高めます。新設される公園拠点施設
において、公園利用者や民間施設利用者への紹介やエリアマネジメントによるハイキングツアー等のプログラムの提供を検討します。

アクティビティー

橋の中央付近に、ダム湖並びにつり橋を活用したアクティビティースポットを設置します。

つり橋を活用したアクティビティ:
Gravity park holdings
①巨大ブランコ:ダムスイング(仮称)

40mのロープにぶら下がり落下する巨大ブランコです。現在日本では1箇所のみ設置されているます。

他1箇所のみ!

②ブリッジウォーク:エアウォーク(仮称)

つり橋を構成するメインワイヤーケーブルを安全帯を付けて歩くアクティビティーです。現在日本での設置例はなく、日本初となります。

日本初!

Gravity park holdings
③バンジージャンプ:ダムバンジー(仮称)

つり橋の通路からバンジージャンプが見られる、日本で初めて導入されるシステムとなります。

日本初!

アクティビティー

  • 有料エリアと無料エリアをシームレスに統合し、お客様がどのエリア を利用するかを選択できるようにする予定です。

 

  • つり橋やアクティビティはチケットを購入していただきます。

 

  • カフェや展望台、ショップは無料エリアに設置されます。私たちの経 験上、これらのエリアは混雑が予想されます 。

 

  • 550台分の車と観光バスの駐車場スペース、コミュニティセンター、 公共スペース「サクラ広場」等は無料でご利用いただけます。

 

  • コミュニティーセンター「アイガワベース」とイベント広場では様々 なイベント、音楽フェス、企業イベント、野外展示会、マルシェなど でのご利用が想定されます。
Gravity Park Holdings 3

市場規模(つり橋のみ)

三島スカイウォーク(静岡県)

料金:1,100円

2014年12月オープン。 日本最長の歩道橋から富士山を望む

12ヶ月間で160万人の来場者。概算年間売上17.6億円。

もみじ谷大吊橋 (栃木県)

料金:300円

1999年オープン 

年間平均来場者数80万人、概算年間売上2.4億円。

久重”夢”大吊橋 (大分県)

料金:500円

2006年オープン 

165日で100万人、750日で400万人の来場者。これにともない、入場料収入も順調で、総事業費約20億円のうち、7億3000万円の地域再生事業債は、予定より8年早く、開通から2年で完済。

竜神大吊橋 (茨城県)

料金:320円

1994年オープン。歩行者専用の橋としては日本最大級の長さ。年間平均来場者数85万人、概算年間売上2.7億円。バンジージャンプなどのアクティビティーも提供。

競合比較

Competitor comparison gravity park holdings

日本最長のつり橋は国内で大変人気で首都圏から離れたアクセスの悪い地域でも多くの来客数を記録(三島スカイウォーク160 万人,もみじ谷大吊橋80万人)しており、大阪の中心地からもアクセスのよい安威川ダムでも100万人の集客を想定しています。また空中アクティビティはつり橋の開業と共に順次設置/開業していくことで、継続的に利用者の注目に訴えかけます。弊社の実績では開業年に40を越えるテレビ取材が入っています。また追加アクティビティの設置も検討しています。例:ジップライン、ローラージップなど。

Gravity Park Holdings safety

安全性

つり橋の安全性

設計は「つり橋」の専門の設計施工業者が担当し、大型台風や地震などの想定を越える自然災害に際しても十分な強度を持たせると共に、車いすでも通行可能なユニバーサルデザインの要素を取り入れます。

アクティビティーの安全性

参加者、見学者、スタッフ一人一人の安全管理はパークにおける一番大事な要素です。
グラビティパークは厳しい安全基準を日々徹底しています。使用される機材はアクティビティを楽しく安全にできるように作られた最高級な機材を使用し、スタッフによる定期的な点検が行われています。
アクティビティの認定者(アクティビティマスター)が安全でスリル溢れる経験をみなさんにご提供します。

安全基準

グラビティパークの安全基準、手順は全てのアクティビティにおける根本的要素です。使用される機材、マニュアルは最先端の国際基準に準拠するため、更新し続けています。 私たちのバンジージャンプオペレーションは国際基準であるAS/NZS 5848:2000、ジップラインはACCTに準拠しています。またグラビティパークマネージメントはASTM(American Society for Testing and Materials 米国試験材料協会)に所属し、バンジージャンプの新しいスタンダードも制作しています。

周辺施設・パーク全体

Aigawa base

アイガワベース
公園の管理機能を担う拠点施設として、事務機能に加え、地域の団体等がワークショップや農産物販売などを行うことが可能な貸室や安威川ダムの施設見学や研修が行える研修室など。

アイガワイベント広場
安威川ダムに面した広い空間をマルシェの開催や、北摂地域の特産物・農産物などの販売が可能な広場として計画します。

サクラ広場
生保地区の南側に位置し、「つり橋」を望む芝生広場を整備します。その芝生広場を取り囲むようにサクラを植栽することで、春の花見シーズンにおける「さくら祭り」等のイベント開催や紅葉シーズンにも対応し、たくさんの来園者が楽しめる植栽を計画します。

ウォーターアクティビティー
ダム湖及びダム湖内平坦地エリアは、ダム湖を活用したサップ、カヌー、カヤックなどのウォーターアクティビティを楽しめる親水エリアになります。ダム湖にはウォーターアクティビティを円滑に行うためのボードデッキを設置します。

飲食機能:カフェ
リーズナブルな質の高いメニューを提供します。隣接する地元の方々を中心とした公園利用者や「安威川フェス」等のイベント時に利用できる憩いの場所として計画します。飲食メニューについては、既に茨木市内において多種類提供されている「ダムカレー」など、地元とタイアップしたメニューの導入についても検討します。

物販機能:おみやげグッズ販売
以下の商品を取りそろえ思い出作りからの再訪と茨木市北部地域の魅力発信の一助なることを考慮します。
・つり橋関連グッズ
・空中アクティビティ関連グッズ
・北部地域地産商品
・地元との共同開発商品

Gravity Park holdings
Gravity Park Holdings

公共性

交流・関わりの促進

北部地域と市街地の中間に位置する立地環境を生かし、両地
域の「ひと」の交流を促進するとともに、新名神高速道路等による市外からの来訪者と市民との「関わり」の機会を増やします。

学びの機会提供

水辺や森林を生かしたスポーツ・レクリエーション機能の整備などによって、市民の楽しみを増やし、安威川ダムを身近に感じさせることで、自然・環境や防災等に関する「学び」の機会を提供します。

地域経済の活性化

将来的には新たな交流拠点による飲食・サービス業の展開や、農産物の販路拡大につなげることで、市内事業者の「稼ぐ力」を高めるチャンスを広げるとともに、地域の雇用機会を創出します。

自然環境の保全・活用  

既存の自然歩道を利用し、沿道に歴史資源(深山水路)、伝統的文化体験施設(炭焼)などと連携した「環境享受」の場とします。これらの既存条件を踏まえ、本エリアをハイキングルートとして設定します。

長い耐用年数

つり橋の売り上げの一部はエリアマネジメントに利用されるなど公共性が高く20年以上存続させることが望ましく、また橋の耐用年数は80年と長いため、施設管理許可終了時には許可の更新を想定しています。

実施体制

Gravity Park Holdings Structure

メンバー

David Scott Managing Director

デビッド スコット

代表取締役
GravityParkHoldings(株)の前身であるGlobalCapital3では、14年にわたり代表取締役として主に会社オーナーにコンサルティングサービスを提供、リーダーシップ研修、事業開発相談、北極探検相談などのサービスを行ってきた。日本国内及び中国のバンジーサイト運営地の開拓、企業運営の分析、改善対策の考案、メディア広報マネージャーとして数々の実績を持つ。また、バンジージャンプ運営の国際基準を作成している国際 ASTM 委員会(※)の日本代表にもなっている。ウォーリア・ダッシュ障害物レース(アドベンチャー・ランニング)をプロデュースし、動員数 10,000人達成した実績がある。また、北極へサポートなしでスキーで完走し、唯一のニュージーランド 人で最も若いという記録を保持する。日本とニュージーランドの共同遠征には、日本企業のスポンサー で600,000 ドルを調達し、40 人以上のサポートチームを編制。
※ASTM:American Society for Testing and Materials

Government and Partner Relations

宮川 敦

行政・パートナーリレーションシップ
マネージャー
人材/組織開発サービス会社である(株)IWNC 社において、創業時から 25 年以上体験学習の手法を生か した組織/人材開発プログラムを多く開発し多くの企業に提供してきた。クライアントと向き合いプロ グラムをともに開発するコンサルタントとして活動し、また、トップマネジメントチームのチームディ ベロプメントのファシリテーションでも成果を挙げる。クライアントは外資系 IT、外資系保険、外資系。精密機器など、外資系が多いが大手内資労組もクラ イアントとしてサポートしてきた。役員まで勤め、2015 年からの(株)Indigo Blue 社を経て、2018 年よりGravity Park Holdings(株)に入社。1997年、代表取締役 David Scott と共に参加した Polar Free 隊で、 日本人初の北極点への無補給徒歩到達を果たしている。

Park Business Manager

小井土 悠

パークビジネスマネージャー
10年以上の空中系アクティビティオペレーションの経験を活かし現在はグラビティパーク秩父のジャンプマスター兼運営責任者。
日本各地のバンジー施設のオペレーションを無事故で運営してきた。広報マネージャーとして市と連携しプレスリリース等の作成からテレビ取材対応、地域イベント、ウェブサイトのSEO最適化、各旅行代理店との協賛、自社SNSマーケティング、パーク独自の予約管理システムの開発に携わっている。国際基準ASTM委員会に参加し秩父ジオグラビティパークの施設設計やオペレーションマニュアル等の作成を行っている。

Construction Project Manager

小俣 芳春

建設プロジェクトマネージャー
新聞社で、産業界・経団連・通産省担当記者として活躍。経済担当編集委員を務めた後、退職。日本電波塔株式会社(東京タワー)常務取締役、マザー牧場常務取締役、東京高輪ロータリークラブ元会長、ロータリークラブ2750地区広報委員長を経て、現在、一般社団法人経済調査会特別顧問、日本ドローン協議会代表理事として活躍している。

Adviser

朝妻 裕二

アドバイザー
8年間の海外生活をへて日本に帰国。帰国後、友人と会社を設立。飲食店数十店舗の立ち上げに携わる。再び海外へ渡航。旅行関係の仕事に就き、大手旅行会社にて全ての部署を担当するプレイングマネージャー、新規事業立ち上げを担当。のちに経験を活かしコンサルタント会社設立。輸入ビール会社担当時には、コンサル業務兼営業部長として、農林水産省管轄のJRA、米軍等の政府系の巨大組織ともビジネスを構築することに成功。2020年よりGlobal Capital 3株式会社に所属。富士急ハイランドFujiyama Tower, Fujiyama Walkのプロジェクトを担当。

Adviser GPH

高橋隆敏

アドバイザー
大手会計事務所等で約30年の経験を持つ税理士。国際的な会計・税務やアウトソーシングにも精通。2002年より会計事務所の株式会社
ルーツビジネスサポートを設立。税務、給与計算、社会保険、法律、会計を統合したアプローチで国内外のクライアントを支援する。 2020年にVistra社による買収に伴い、Vistra Japanのカントリー・マネージング・ディレクターに就任。慶應義塾大学経済学部卒。